『地獄の地磯めぐり』なる連載をながきに渡って磯釣り誌で続け、それを単行本として発行したのは、平成7年のことであった。
その本もすでに絶版となり、人々の記憶から消えつつあるのは間違いない。
ところが、ありがたいことに、今だ、連載復活を望む声がある。
そこで、思い出したように時々、『磯・投げ・情報』誌上にて、気まぐれ的『地磯めぐり』を行っているのであるが、昨日は、その取材に出かけてきた。
取材、すなわち仕事、というよりは、地磯めぐり戦士たちとの同窓会といったノリであるから、ただただ楽しいばかりである。
東伊豆在住の高橋環五郎さんとの釣行に、後関真吾編集長をムリヤリ指名して呼び出し、年月の移ろいと、互いの越年を確認し合いつつ、竿を交えるというのが目的である。
西の強風が吹いてどうにもならなくなったら、須崎半島の「高ん場」へ行けば何とかなる、といったことは、口に出さずとも、意見が一致する。
そればかりか、そこへは、かつて、地磯めぐりの続編である『私を地獄へ連れてって』に参加してくれたメンバーがいたのだから驚いた。聞けば、同行させていただいたのは7年前だったらしい。
てなわけで、1日中楽しく釣り、高橋さんは、47センチのクロダイをでかし、ぼくは、最大30センチのメジナを4尾キャッチ。
それで十分。それで満足。メチャクチャ楽しかった。
その片鱗は、次号『磯・投げ・情報』誌上にてご覧あれ。
釣りって、何をやっても楽しいですね。
今週は、アルミ製の新しいヘラ台を購入。そんなものを買っただけで、ヘラ釣りへ行きたくて行きたくて仕方ない。
夕方、酒匂川の本流で、ちょいと遊んでくることにしよう。
夜は、風が止めば、メバル&ヒラスズキ?
明後日からは、中国へ飛ぶ。ターゲットは、シーバス。さてどうなるか。