10日は、愛知県からきた(修学旅行で)中学生5人と、グローブライド㈱で会い、色々な質問に答えさせていただいた。
圧巻は、ぼくも初めてとなる、工場見学。
そこでは日頃お世話になっている、「RYOGA」や「ソルティガ」が作られていた。
改めて、ぼくたちの釣りは、多くの方々の努力の上に成り立っているんだなぁ、と感じた次第である。
中学生たちと別れてから、昭島の居酒屋「酒元」さんへ。
主軸は、競輪関係者たち。
「久しぶりに飲みましょうか」と旧交をあたためることとなった。
そこへ、釣り具メーカー、雑誌編集者、テレビディレクター、釣り人、店のマスター、などが加わり、大盛り上がり。
現役競輪選手も負けじと、釣り場から携帯電話で参加。
釣りを取り巻く環境は、間違いなく「文化」なのである。
明け方まで飲み、翌日夕方には、本厚木の居酒屋「一条」さんへ。
ここもまた、マスター自らが大の釣り好きで、集まる客も釣り人が多いとのこと。
場をセッティングしてくれたのは、今年3月に大学病院の教授を退任したばかりの産婦人科医。
その世界の権威であるがゆえ、教授職は退任したものの、相変わらずあちこちの病院でかけ持ち勤務している多忙人。
厚木市長との会談後、慣れぬ街へ出掛けたぼくを本厚木駅まで出向いて笑顔で迎えてくれた。
飲み会メンバーは、実験動物の飼育屋さんや中華街の料理人たち。
そこへ、厚木市立病院の要人(釣り好きのお医者さん)も駆け付けてくれて、この夜も大盛り上がり。
二次会は、産婦人科医の隠れ家でもある居酒屋「さかなや八五郎」さん。
ここにもまた、さまざまなメンバーが集まっていた。
ヒラスズキ大好き釣り師である知り合いの宝石商から,宝石類を買っているという品の良い女性。
夢枕獏さんの世界釣行記の編集に携わった編集者のご兄弟。
産婦人科医のご子息……。
つながりは、予期せぬ場に転がっているものだ。
人の世は、味わい深く、そして楽しい。