火曜日の夜、伊豆半島の戸田湾内でタチウオが釣れていると聞き、仲間たちと急行。
船宿は、「たか丸」。
下の写真は、出船前の船長(右)と訓覇啓雄カメラマン(左)。聞けば、前夜は爆発的に釣れたとのこと。
ちなみに船長いわく、「昨日(昨夜)は午後9時までに俺が40本釣れたんだから、だれかルアーの人が来てくれないかなぁ、っておもっていた。そしたら今日は、ルアーの人が4人も来てくれたから、楽しみにしているんだよ」
てなことで、ぼくたちもかなり期待して午後5時50分に出船となった。
釣り場は、戸田湾内の35メートルダチ。
前夜はこの場所でバクバク……、だったそうな。
ところが、どうしたわけかこの夜はなかなか反応がなく、苦戦。
エサ釣り師3人にもアタリがない。
船上の明かりに、しばらくしてからベイトフィッシュが集まり出し、ようやくタチウオの反応が出だしたのは午後7時を過ぎてから。
口火を切ったのは、中村君。
ルアーは、『ムラジ60』のパープル。
タチウオ釣りに60グラムはやや軽めだが、夜釣りで水深が浅いうえ、流れも緩いのでそれぐらいが丁度よかったのである。東京湾などで基本にしているのは90グラムだ。
パープルカラーは、今や、タチウオ釣りの定番の一つといってよい。
ちなみに、もうひとつの定番カラーは、金赤……。
そしてぼくの『ムラジグ60』にもヒットがあった。これは、限定カラーとして発売した、モノイエロー。フックのセッティングは、『ラクラク装着スイベル』にトレブルフックの1番か2番がオススメ。ただし、写真のフックは、試しに使ってみたタチウオ専用4本イカリ。
3本イカリに比べて掛かりは良いような気もするが、ルアーへの絡みつきが多く、イマイチ使いにくい。やはり、3本イカリ(バーブレス)が使いやすいようにおもう。
セイカイコレクションの相澤君にもこの通り……。これは、60グラムのブルピンカラー。
サイズは、この日の平均である指3本。何より、魚体に指が写っているのがタチウオらしい。
この日活躍したのは、『ムラジグ60』。
通常のタチウオ釣りで使用する機会が多いのは、『ムラジグ90』であるが、前述の通りこの日は大型船の係留ブイに船を固定して水深35メートルを攻め続けたため、むしろ60グラムが最適だったというわけ。しかも、メタルジグがまっすぐ下に沈んでゆくというほど流れが緩かった。
(左4本が『ムラジグ60』で、右3本が『ムラジグ90』)
これは、タチウオ釣りの定番カラーであるパープルにヒットしたタチウオ。
シーバスやタチウオのバーチカルジギングには、ボディ途中にフックアイのある『ムラジグ』が相変わらずよく効く。
タチウオ釣りには、パープル、金赤、シルバー(イワシ)
シーバス釣りには、金赤、シルバーグリーン、チャート、金黒などが欠かせない。
シーバス釣りでは60グラム、タチウオ釣りでは90グラムが基本である。