本日は、小田原漁港の「おおもり丸」より、マルイカ釣りに出掛けた。
マルイカ釣りといえば、カワハギ釣りの要領でひょひょいとやって40~50杯、てな釣りと思っていたのだが、今の相模湾のマルイカ釣りは全くの別物。
つまり、簡単には釣れないのである。
たとえば今日の釣果は、竿頭が19杯なのに対してぼくはたったの5杯。
それも、中盤まで全く振るわず、見かねた船頭さんや釣り仲間が「これ使ってみて」と手渡してくれたスッテで釣れたのがすべてである。
いやぁ、面白い。
これほどまでにスッテのカラーで釣果が変わるなんて……。
竿は、自分のイメージに合わせながらバスロッドをベースに自作して使用しているので問題はなし。
釣り方も、アタリの取り方も、なんとかものになってきた。
残る最大の問題は、スッテ。
サイズとカラーの使い分けが肝になりそうな気がする……。
この、釣れないから面白いという感覚を、皆さんは果たして理解してくれるだろうか。
ちなみに今週土曜日放送の『ザ・フィッシング』において、「バレるから面白い」というフレーズが出てくる(多分。編集でカットされていなければ)のだが、それもちょっぴり似た感覚である。
ともあれ、今、相模湾のマルイカは、どの船宿さんも連日苦戦中なのであるが、その苦戦が釣り人としては実に面白い。研究のしがいがあるし、いろいろな技術や知識を習得するのに丁度よいタイミングである。
しばし、マルイカ釣りの研究といきたい!