釣りの準備

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今更、<釣りの準備>などと書くのは不思議なようだが、色々な釣りをしていると意外と準備が大変である。

そうならぬよう、「いつでもどんな釣りへも30分以内に出発できます」と即応できるよう、日頃からあれこれ色々な釣りを手掛けるようにしている。

しかし、取材釣行となれば道具や仕掛けの撮影も必要になるため、ありあわせで何とかするわけにはいかない。

すなわち、やはり準備に時間がかかってしまうのだ。

最近の取材釣行をザザッとあげれば、キャスティズムのブッコミ根魚&カワハギ。一応、ブダイやイシガキダイまで対応できるよう万全の準備をして出掛けた。

その前は、陸っぱりのスミイカと、ゴロタのデカメバル。

間に、ヒラスズキ釣り、船のタチウオ釣り&スミイカ釣り、シーバス釣りなどなど。

ともあれ、日ごと異なる取材となれば、やはり準備に時間を取られる。

 

その点、同じ釣り種の取材が続くときは楽チンだ。

取材と取材の合間に原稿を書くことも容易くなる。

 

今日は、雨により取材の予定が延期となった。

 

ならば、と、すかさず竿の改造を始める。

手掛けたのは、スピニングカワハギに使っていた『早舟キス』。現在愛用している和竿のベースとなった竿だ。

その竿の穂先を削って<もう少し先調子にして使ってみたいなぁ>と前々から思っていた。

ソリッド部分のガイドを外し、細く削ってから再びガイドを取り付ける。そして今、スレッドに塗ったエポキシ塗料を乾かしている最中である。

そしてさらに、明日の投げ釣り大会(とはいっても仲間内の親睦会のようなものであるが)用の仕掛けを作らなくてはならない。

最近はもっぱら、市販の無限仕掛けを愛用しているのだが、できることなら釣り人らしく、自分で作った仕掛けで挑みたいのが本心である。

日曜日はシロギスの投げ釣り、月~火はアオリイカの陸っぱりエギング、水は船でブリ狙い、木はゴロタムラソイ&メバル……と続く。

今年も、余すところ1か月ちょっとになった。

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