12月3日の<トレーニングシーズン開幕>というブログに対して、釣り好きな<工事屋さん>からコメントをいただきました。
工事屋さんという立場からのコメントでありながら、なんだかとっても温かみを感じさせてくれる内容でした。
(発注された工事を実施しているだけ……)。請負という立場の辛さが滲み出ていましたね。
「川」という自然環境は、釣り人のものでもなければ、川遊びをする人のものでもありません。全ての人たちの共有財産のはずですから、環境に配慮した工法が実施できるよう、多くの予算を投入する必要があるってことですね。
たとえば、体調を崩して手術をすることになったとしましょう。
悪くなった箇所を治療するために、他の箇所を傷つけてでも悪くなった箇所を治療する、なんてことはしないはずです。
他を傷つけないよう注意しながら治療をして、最終的に全て健康な体を取り戻す。人間相手で考えれば当然のことです。
願わくば、工事を発注する人(役所?)、計画を練る人(役所?)などなど、皆が皆、自然がいかに取り戻しがたいものであるかを理解してくれたら嬉しいと思います。
美しい自然の中で遊び(過ごし)、自然が大切であることを身を持って知る、その環境を維持するように皆で努力をする……。
釣りという趣味を持って、その一助となれば幸いに思います。
釣り人が集まればゴミが増えて仕方ない――これもまた悲しい話です。
釣り人の数とゴミの量が比例するなどとは考えたくありませんが、それが現実であることもまた真実です。
自然を大切にできる、本当の釣り人を増やさなくてはなりません。
健康な自然があってこその遊び。
釣りを通して学ぶべきことは、山のようにあります。