昨年夏まで、10年に渡り開催させていただきました『ドルフィンバトルin小田原』を、昨年をもって終了とし、本年以降は開催しないことと決定いたしました。
(2013年7月の『ドルフィンバトルin小田原』の参加者たち)
7月の最終日曜日を楽しみにしていただいていたルアーフィッシャーマンの方々には大変申し訳なく思いますが、開催当初の目的をすでに達成したことと、海の状況が大きく変わってきていることから、本決定に至った次第です。
相模湾におけるルアーフィッシングの活況は、シイラをメイン対象魚として平塚港より始まりました。やがてルアーフィッシャーマンが溢れ、平塚港はルアーフィッシングの基地としてその名を全国に知られることとなります。
そんな中で、地元の小田原漁港を平塚港同様にルアーフィッシングの基地として育て、世に知らしめようというのが本大会スタート時の最大の目的でした。
年を追うごとにルアー船が増え、夏になれば多くのルアーフィッシャーマンが小田原漁港を訪れる。今では当たり前となった光景ですが、やはり感慨深いものがあります。
一方で、シイラ大会を開催し始めて3年後の夏に、突然、相模湾にキハダの群れがやってきました。
シイラ船がキハダ狙いに切り替わり、概ね惨敗を喫する結果に終わりましたが、翌年以降は釣り船やルアーフィッシャーマンが準備万端、キハダを迎え撃つ状況に変わり、多くの釣果があがるようになりました。
以降毎年キハダの群れがやってきているのですが、夏の相模湾はキハダフィーバーに沸く、という状況がすっかり定着したようです。
船宿さんはキハダ狙いのルアーフィッシャーマンであふれ、結果、夏の小田原漁港はルアーフィッシャーマンが多数訪れる港となりました。
そんな状況から、すでに当初の目的は十分達成できたものと考えられます。
これもひとえに、大会開催に際しご尽力いただきました多くの方々、賞品を提供していただきました協賛会社の方々、大会に参加していただいたルアーフィッシャーマンの方々、そして何より、大会に賛同し参加者に対して精一杯のケアをしていただきました船宿と船頭さんたちのご協力の賜物と感謝する次第です。
* なお、今後は別の形で新たな大会を開催したいと画策しています。
その際には、ぜひ皆様、奮ってご参加いただきたくお願い申しあげます。
2014年4月1日 『ドルフィンバトルin小田原』実行委員長 村越正海
卯月。
今晩は~
10年間、多くの方々に愛される大会ですね~10年一昔で釣具の進歩、海に気候の変化、これから10年、釣具の進化に期待です。温暖化は、勘弁ですね~