LAL機内誌で浅田次郎さんが長期連載している「つばさよつばさ」を読みたいがために、月に一度はLALを利用することにしている。
同様に、朝日新聞朝刊紙の「天声人語」も楽しみにしている読み物の一つ。
新聞記事の信ぴょう性に関しては、昨今の不祥事を含む取材の粗さが目立ちすぎ、とうに失墜してしまっているのだが、キレのある文章を読みたいという欲求に押され、購読を続けているのである。
この春、執筆陣が交代してからしばらくの間は、失礼ながら今一つキレを感じなかったが、最近になって、鋭い歯先を感じるようになってきた。
購読紙を換えようと気持ちは固まっていたのだが、もう少し続けてみる気になったのだから、連載記事一つ、責任は重大である。
当然、わが身に重なる。