今年は、例年になくキハダの回遊が早そうな気がする。というより、すでに伊豆諸島周辺ではカツオと共に好調に釣れ始めているのである。
しかも今年の相模湾は、順調に水温もあがっている。となれば、早々にカツオとキハダがやってくるに違いない。気になることと言えば、例年に比べ、イワシの魚影が薄いという点である。
ご存知の通り、相模湾でオキアミコマセを使ったカツオ・マグロ釣りが出来るようになるのは、8月1日以降と決められている。
従って、それまでは、ルアーかイワシの生餌で釣る以外方法はないのだ。
ルアーなら、キャスティングかエビング。
エビングは、これまでコマセ釣りが解禁になってからの釣法とされてきたが、数年前よりエビングだけの乗合船も出るようになて来た。コマセと同船でなくても、エビングだけでキハダが釣れることがはっきり分かってきたからである。
今年は、早くからエビングでキハダに迫ってみてはいかがだろう。
ロッドは、昨年『ソルティガ』シリーズに追加された、エビング専用ロッドがおすすめ。アイテムは、長短の2種類。
長さ6ft.2in.のジギング併用タイプと、7ft.4in.のキャスティング併用タイプ。
ぼくが多用しているのは、7ft.4in.のキャスティングタイプである。
使用ラインは、PE4~5号で、おすすめは4号。
従ってリールは、PE4号が300m巻き込める『ソルティガ4500』。PE5号を使用する場合は、『ソルティガ5000』がぴったりサイズだ。
ショックリーダーは、フロロカーボン60~80lbテスト。号数にすれば、18号から24号くらいである。
仕掛けは、『エビング専用直線テンビン』に『ムラジグV2』の200gか250g(7月発売予定)をセットし、『エビング仕掛け』をつなぎ、『エビングスティック』をチョン掛けにする。
(『エビング専用直線テンビン』Lサイズ)
(『ムラジグV2』200g 全8色)
(『エビング仕掛け』)
(セットされているのが『エビングスティック』)
面倒だなぁ、とおもう人は、『エビングキハダセット』をご購入いただき、メタルジグ(別売り)とエビングスティック(セットに含まれている)をセットすれば即釣りが可能となるのでご利用いただきたい。
さて、果たしてキハダの群れはいつ、相模湾に入ってくるのか。
早期回遊を願うばかりだ。