17日の日曜日に八景の「荒川屋」さんで開催された、「シロギス釣りの会」に参加させていただきました。東京湾の腕利きたちが集まる大会に果敢に挑んだわけではなく、ゲスト参加者として、船に乗せていただいたわけなのです。
実は、「荒川屋」さんにおじゃましたのはこれが初めてのことで、少々緊張しつつ訪れたのですが、いやぁ、船頭さんもおかみさんもご家族も、みんな気さくでいい人たちばかりでしたねぇ。何より、ご主人の山下貞光さんは、大学の先輩であることが判明いたしました。しかも、風体がぼくに似ているのです。「荒川屋」さんを訪れた際は、そのあたりとくと観察してみてください。
シロギスの釣果は、25尾で970グラム。とっても楽しい1日でした。
ぼくに声を掛けてくださった秋葉さんは、1本バリで80尾オーバーの爆釣。
この手の釣りでは、名手と呼ばれる人たちの技が本当に光りますね。
昨夜は、平塚市にある行きつけの居酒屋「水連洞」にて、「釣り放談会」なる集まりがあり、服部善郎さんとぼくがゲストで、30人ほどの釣り人たちと大いに語り、大いに飲みました。もっとも服部さんはアルコールは一切受け付けない人なので、ひたすらコーヒーを飲んでいました。服部さんと村越正海という組み合わせは、珍しいような珍しくないような。
このような会でお会いすることもしばしばあるし、一緒の船で釣りをすることも年に何度か、そしてじきじきに誘っていただくこともたまにはあるんですよ。
あまりにも大御所の服部さんと、最前線で戦いつづけるぼくと、釣り業界の明日を話し合うことだって、時にはあります。
若手オールラウンドプレーヤーの出現は、今後あるのかどうか。
釣りを仕事として生きて行こうと考えている人がもしいるのなら、そのあたり、ねらい目かもしれませんね。
服部さんの手掛けた「イレブンフィッシング」が23年。
ぼくも企画会議に参加させていただいている「ザ・フィッシング」が現在進行形で丸23年経過。
今後の釣り番組はどう進んで行くべきなのか。
釣りメディアの価値観も含め、大いに考えさせられる問題であります。