伊豆半島ヒラスズキ魚影濃し

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 このサラシを見て心騒ぐなら、アナタは立派なヒラスズキ人です。


 このサラシは、24日火曜日昼頃の、石廊崎某地磯(正確な磯名は、7月発売号の『ソルティ』をご覧下さい)。前日はさらに激しい《激しすぎる》くらいのウネリが押し寄せていました。そのウネリの中で、ヒットした小型のヒラスズキは、あっけなくフックアウト。まあ、小さいし、おそらく何尾かは必ず釣れるだろうからと気にも掛けていなかったのですが、その時点では、まだその後の展開を全く予想していなかった。


 雑誌発売前につき詳細は伏せさせていただきますが、大雑把な内容を言えば、月火の2日間でヒットしたヒラスズキの数は15~20尾。それはそれは大変な数でした。伊豆半島って、これほどヒラスズキの魚影が濃かったっけ? とおもわれるようなヒット数。もちろん、チェイスしてきた数はもっと多い。で、キャッチした数は、……、これが問題なのですね。『ソルティ』の発売をお楽しみに!


 


 そしてこの2枚目の写真ですが、PEラインの登場以来、沖の根周りのこうしたサラシを狙い撃つことが可能になりました。当然、ヒット率はグングン上昇中。ましてや最近のルアーは実によく飛ぶ。もっとも、あんまりタックルに頼ってばかりいると、ぼくなんぞはオールデイズが無性に恋しくなり、オールドタックルでのんびり釣り糸を垂れてみたくなったりもする。


 競技の釣り、取材の釣り、プライベートののんびりした釣り。一口に釣りといっても、何の為に釣るかで内容は大違い。ぼくなんぞは概ねの釣りが取材の釣りなので、プライベートはおもいっきりのんびりやりたい。で、ときどき、競技会でウデ試しというのが理想的。ぼくにとっての競技会は最高の遊び。ほどよい緊張感と、ほどよい真剣さが混在していて、それでいて釣れなくてもだれにも迷惑がかからない。


 釣りって本当に楽しいですねぇ。

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