能登半島へ、ポッパーでクロダイを釣りに行ってきました。
結果から先に言うと、南西の強風にたたられ、満足に釣りをすることができませんでした。
しかーし、ボートが出せなければ陸っぱりで、と挑んでみれば、ご覧の通り。これは40センチジャストのクロダイ。釣り場を案内してくれたのは、ボートから降りた米田船長。ちなみに米田船長は、東海大学海洋学部海洋工学科の後輩です。
その後、夕なぎの一瞬をついて出船。ボートゲームでもめでたく釣果を得ることができました。その模様は、いずれ「ソルティ」にてご覧下さい。
さてこの写真は、陸っぱりでうろついている間にそこかしこで見られた光景です。
どうです。輝いていませんか? 鮮やかな稲穂。ひょっとしてこれがあの、『能登ひかり』? 本当のところは全く分かりません。『能登ひかり』も最近は生産量が減っているそうですから。
ともあれ、こんな光景とともに魚の釣れる時期を覚えておくのが昔からの釣り人の知恵でした。最近は情報網の過剰発達で、そんなことを気にかける人も少なくなっているかもしれません。
ちょっと息を抜いて、「自然の中で楽しむ釣り」を見つめ直してみるのもいいものです。焦らず、のんびりと、じっくり楽しみましょう。
すると、こんなものも目に飛び込んできます。
そこかしこに見られた光景が、希有の存在になりつつある今日です。
昔、「のんびり行こう」なんてフォークソングがありました。
釣りも、仕事も、生活も、のんびり行けたらいいですね。