我が身を振り返ってみると、小さな頃から、思ったことはやってみないと気がすまない性格です。そしてそれは今も全く変わっていません。
失敗して納得することもあれば、思わぬ発見があり、そこから大きく発展するケースも時にはあります。
「人生にムダはない」と常々考えていますから、どんな状況であれ、充実感はあります。
ベタナギと大時化、それぞれの海でヒラスズキにチャレンジしたことから多くのことを得ることができました。
ルアーフィッシングの発想、技術を沖釣りに応用してみたら、「ライトタックル」という世界が産まれました。
どれほど大胆な、そして無謀といわれるような挑戦も、自分自身で納得しているのなら楽しいものです。
昨日は、仁科の沖磯へイシダイ釣りに出かけましたが、見事玉砕。水温は、まだ17度ありますから一般的に考えても可能性は十分あります。しかしこの冬は、春にかけてずっとイシダイ釣りを続けてゆこうと思ってます。
理由は、2つ。
1つは、磯のイシダイ釣りのシーズンが、一般的には春から秋(実際には初夏から初冬)といわれているのに対し、沖釣りの、たとえばウイリーなどでイシダイが釣れるのは冬、という現実がどうにも不可解だからです。
磯で、冬にイシダイが釣れない(あるいは釣れないとされている)のは、低水温でイシダイが食わないからではなく、イシダイが深場へ落ちてしまうからだけではないのか、したがって水深の深い磯ならチャンスはあるに違いない。そう考えたからです。
そしてもう1つ、昭和30年代のイシダイ釣りの開拓期の書物、例えば永田一修さんたちの開拓誌を漁って読んでみると、どうやら昔は、1月頃、すなわち冬がイシダイ釣りのシーズンである、とされていたためです。
エサトリがすっかり減って、ほとんどアタリのない状態となりますが、納得して挑むなら、エサトリの、暇つぶしのアタリなど必要ありません。むしろその方が落ち着いてよいくらいです。
というわけで、この冬はまだまだイシダイ釣りに出掛けるつもりです。
話は大きく変わりますが、今年はスタートから見事に出遅れてしまいました。
何と、魚の写真で作る年賀ハガキ用「絵葉書」が、今日、印刷所から届いたのです。
毎年年賀ハガキをヤリトリしている方々の中には、「おかしいな、村越正海から年賀ハガキが届かない」と思っている方もきっといるに違いありません。理由は、そういうことなのです。お許しください。
寒中お見舞い、が許される期間内までには投函したいものですが、自信は……、全くありません。
心当たりの方は、ごゆるりとお待ちください。いずれ、写真ハガキが届くハズです。
てなわけで、09年がすでにスタートしています。
ぼく自身は、大胆な、進行方向の修正も考えています。どんどん挑戦もして行くつもりです。
これまで同様、応援のほど、よろしくお願い申し上げます。