原稿書きをちょっと中断して、小八幡海岸へ散歩に行ってきました。
今日の海岸は穏やかです。
このあたりの海岸は、晴れて、風のない日が最高です。
穏やかな波口を見ていると、往時、夢中になってシロギスを釣っていた頃のことを思い出します。
波口でブルルルルッとアタリ。ゆっくり引き上げてくると、波の中から元気なシロギスが現れる。
その、波の中からツツーッとシロギスが現れる瞬間が至福の時です。
おもわず、投げ竿を取りに帰って、ふたたび戻ってきたい衝動にかられますが、今現在、波口にシロギスが不在なことをぼくは知っています。
海岸のシロギスたちは、いったいぜんたいどこへ行ってしまったのでしょう。
それより何より、締切の迫った原稿を書かねばなりません。
「大変ですねぇ」などと言われたりもしますが、全然、大変だとはおもっていません。
釣り同様、あれこれ考えながら文字をつづるのも大好きです。