南伊豆の沖磯へ出掛けてメジナ狙いをする予定が、西風が強くなり延期。
そこで昨夜は、クラブのメンバーを誘って急きょゴロタメバル釣りに出掛けた。西風が強いなら、東伊豆はナギのハズ。で、出掛けてみると案の定海は静か。
稲取方面のゴロタ場から始め、あちこち歩き回ってみると、昨年の台風がいかに大きかったのかが実感できる。ゴロタ石の構成から、海に迫る山の木々、そして山肌までもが全く変わってしまっているのだ。
海が浅くなっていたり、大きな石が主体だったところも小石が主体となっていたり、山からの下りる道が削られ消滅していたりと多くのことが激変。いやがうえにも自然の猛威を改めて感じさせられた。
ともかく昨夜は、ゴロタ場を延々とよく歩いた。しかもそのほとんどが釣り場探し、というよりゴロタ場確認といった感じで、釣りをする時間はほんのわずか。釣り的には報われることのない歩きが延々続いたのである。
あちこち歩き回った末に、再び稲取のゴロタ場へ舞い戻りひょいと投げてみると、ゴゴンときた。グイグイグイと強烈に引く魚を強引に引きよせ抜きあげてみると、まずまずのメバル。計ってみると、31㎝。体こうのある、立派なメバルだった。
その後も何箇所か歩きつつ場所探しに精を出すが、さらなる釣果を上げることはできなかった。
一番の問題は、ベイトフィッシュが探しだせなかったこと。デカメバルゲームでは、ベイトフィッシュの存在が非常に大きいのである。