この2~3年愛用していたCASIOの「EXILM」というコンパクトデジタルカメラが防水仕様でなく、肝心の場面で写真を撮れないことが度々あったので、最新の防水コンデジをあれこれ物色してみた。
スペックで見る限り頑強そうで、かつデザインの美しいOLYMPUSの『μ TOUGH-8010』というコンデジが気に入って購入。
使ってみると写りは満足。
ところが、このカメラには大きな欠点があった。
スイッチを入れた際の立ち上がりと、シャッターを切った後の処理速度が恐ろしく遅いのである。
10m防水に加え、防塵も完璧。手ぶれ機構も備えた性能には十分すぎるほど満足しているのだが、立ち上がりがあまりにも遅い。
というわけでこのカメラは、防水機能が不可欠な釣り場に限って使用することにした。
新たな相棒は、きわめて頑強ではあるけれど、ちょっぴり不器用なのである。