ここ数年、5月か6月に和歌山県と三重県の県境を流れる熊野川へ、サツキマスを釣りに出掛けている。
相手は、サクラマスほどではないにしろ、なかなか手にすることのできない難敵であるのは間違いない。
ぼく自身は、釣れる釣れないではなく、熊野の豊かな自然の中に身を置くことを第一の目的としているのである。
ところが、どうしたわけか、毎年奇蹟が起る。
なぜかどうしてか、サツキマスがルアーにヒットしてくれるのである。
今年も、奇蹟はおこった。
30㎝そこそこではあるが、体高のある美しい魚体についつい見入ってしまった。
深い緑に包まれた熊野川に浸かっていると、本当に癒される。
熊野川の上流部は、北山川と名前を変える。
この透明感。いかがですか。
ちなみに朝はこんな感じでした。
今年も奇蹟が起った。
ぼくの目には、ダイヤモンドより美しく見える。
タックルと、ショルダーバッグ。
熊野川釣行の楽しみは、サツキマスだけではない。
多くの仲間たちと合流し、大いに飲み、大いに語らう。
至福の時間は、自然と人と魚との絶妙なバランスによって生まれる。
サテ明日は、内房で投げ釣り。