『エビング』のコツ

Facebooktwitter

各船の情報によれば、相変わらず『エビング』が好調とのこと。

実際、船に乗ってみると、『エビング』セットを所持している人が多い。

ところが、直接話を聞いてみると、「常に持ち歩いているのですが、使い方がよくわからないし、釣ったことがない」という人が多いようだ。

そこで、『エビング』について少々説明をしておく。

ぼく自身が使用しているロッドは、『ソルティガMURAMURA76』(ダイワ=生産中止モデル)。

これは、かなり強いロッドで、バットの長さはジギングロッド程度。

代用ロッドを探すとするなら、7フィート以上で張りのある製品がよい。

リールは、『ソルティガ6500H』。

ターゲットのサイズによっては5000Hでもよいが、いつ何時大物がヒットしてくるかもしれない『エビング』においては、常に大物対策をしておかないと、後悔することになりかねないのだ。

ラインは、PE6号×400メートル。ショックリーダーは、フロロカーボン80~100lbテストナイロンモノフィラメントでもよい)をおよそ4メートル。

そこに、エビング専用の直線テンビンを結び、メタルジグ200グラムをセット。

ハリスリーダーは、フロロカーボン80lbテスト×3メートル。

フックは、ムツサークル2/0か3/0。

いわゆるネムリバリであるが、ネムリバリであることは極めて重要。キハダの口元に針掛かりさせることによって、ハリスリーダーが切られることを防げるからだ。

ワームは、『DRスティック』(ダイワ)。カラーは、ピンク系やケイムラがおすすめ。

そのワームをチョン掛けにすることも、仕掛けがらみ解消のためには極めて重要。

 

実釣は、船頭さんの指示ダナより10~20メートル深く沈め、そこからしゃくりあげてくる。

スピードは、速くても遅くても構わない。

そこが『エビング』の最大のメリット。すなわち、だれがやっても釣れる釣り方なのである。

ゴツゴツッとアタリがあったら、思い切りロッドをしゃくって合わせる。

一度飲みこまれたフックを口元まで引き出してこなければならないからだ。

そして、魚が掛かったら……、落ち着いてヤリトリしていただき、引き上げてくればよい!

 

釣行に際しては、必ず持参しておいた方がよい。いや、持参しておかないと後悔する。

ぼく自身、今やエビングなしのジギングは考えられない。

 

お近くの釣具店に『エビングセット』が置いてない場合は、通販ショップ『釣り具本舗』にての購入も可能です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。