今日の伊豆半島は、西風が吹き荒れた。
キャスティズム釣行のわれわれも、地磯にて苦戦。
明日は、西風の避けられる沖磯で勝負をしようと、マネージャーがとある渡船屋さんに電話をしてみたところ、いまひとつの対応に幻滅。
「すみませんが、明日船は出ますか」
「出ますよ」
「カワハギを釣りたいんですけど、釣れる磯はありますか」
「おたくは初めて?」
「はい。初めてです」
「初めてじゃあ釣れねーな。釣る人は釣ってくるけど、初めてじゃあ釣れネーよ」
「そうですか。ではまた」
いやはや、釣り業界の中にはまだまだこんなヤリトリが少なくない。
釣リ業界の底辺拡大って、いったい何なんだろうと思うことがしばしばある。
そんな渡船屋さんには今後ゆくつもりはない。
明日は、今日と同様、地磯を巡ることにした。
強い西風は、果たして止んでくれるだろうか。