トレーニングとはいっても、最近は、ウォーキングが主体で走り込んだりはしない。
景色のよいコースを選び、時間をかけて歩くだけである。
12月に入ったので、今年も歩き始めた。
小田原に住んでいてありがたいのは、どこを歩いても美しい富士山や箱根山、丹沢山などを眺められること。
こんな景色の下での歩きは、飽きることがない。
時間に追われ、あくせく働き続けていると、季節の移り変わりや、小さな事を見落としてしまいやすくなる……。
知らぬ間に、
落葉も終盤となり、
イチョウの葉のじゅうたんも敷き詰められていた。
そして、鮮やかなサザンカの花。
桜並木の、色づいた葉もきれいです。
残念だったのは、今冬、マブナ釣りをしようとおもっていた小川が無残な状態になっていたこと。
来春にはきっと、↓こんな感じになってしまうのでしょう。
護岸工事も仕方ないことなのかもしれませんが、せめて、川の中を潰さずにやってもらいたいものです。
折につけ、<在来魚類の保護>が声高に言われますが、何より大切なのは、<在来環境>を大切に守り続けることだと思います。
護岸工事を施し、人が転落しないようフェンスを張って川に近付けなくするのが昨今の行政のやり方。
そんな具合だから子供たちは、川で遊ぶことも、魚捕りをすることも、釣りをすることもできない。
川で遊ばないから、川の大切さを知ることもない。ありがたさも分からない。
我々にとってかけがえのない自然……、川をきれいにしようなどと思わなくなってしまうのも当然のことなのかもしれない。
まるでゴミ捨て場のような川を見るにつけ、「この川がゴミのないきれいな川に戻ることは決してないんだろうなぁ」などと悲しい気分になってしまう。
もちろん、川を台無しにしてしまったのは、自分たちの世代の責任なんですよね。