長々と続いたロードが一昨日で終わり、昨日からはデスクワークに明け暮れている。
1か月ほど手がけた校正作業もいよいよ最終段階。
大変ではあったが、久しぶりにたくさん「字」を書いて、「文字」を書くのが楽しくなってきた。
ここ数年は原稿を書くのも手紙を書くのもパソコン頼みであったから、ペンで文字をしたためることがほとんどなかった。
「文章を書くのは好きだが、文字を書くのは嫌い」と思っていたのだが、どうやらそれは間違いだったらしい。
万年筆で字を書くことがこんなにも楽しいことであるのか、と我ながら驚いてしまったのだ。
文字はヘタ。漢字だってろくに知らない。けれど文字を書きなぐるのは実に楽しい。
今日は、何だか新しい発見をしたような気分になった。
外は、強めの南西風が吹いている。