「消えた年金」の確認作業が行き詰まっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130916-00000809-yom-pol
このニュースを見て、少々不安になることがあり、住居のある年金機構に電話をしてみた。
3月に大学を卒業し、会社勤めをはじめた長女の年金が気になっていたからである。
年金は、大学生時代もずっと払っていた。もちろん親であるぼくが。
4月からは厚生年金に切り替わるため、3月に年金機構に電話をすると、今年の分は引き落としされてしまうため(1年分)、2カ月程度で払い戻しの申請書が届きますから、それで手続きをお願いします、とのことであった。
……、待てど暮らせど書類が届かない。
そして今日、不安になって電話をしてみると、5月に長女のアパートへ送ってあるとのこと。しかし、長女はすでに別のアパートへ引っ越してしまっている。
ぼくのところへ書類を送ってもらうようお願いするも、それはできないという。
あくまでも本人宛、で頑として譲らない。
しかし……、行方不明の書類をそのままにして、ただ待っていたらどうなっていたのか……、ここが問題なのであるが……、何と、2年で時効となり、払い込んだお金は国のものとなってしまうのだという。
いやはや驚いた。
年金は親であるぼくが、ぼくのカード決済にて払い込んでいたにもかかわらず、ぼくからは返金申請ができない。しかも、返金は、長女の口座のみで、カードの決済を行っている口座に戻すことはできない。
これまでは、学生である子供たちの分もしっかり払い込んできたのだが、何だか、国民年金を払うのが嫌になってしまった。
払わなければ催促、督促などなど矢のようにやってくるのに、払い戻しの手続きは、行き違いのままナシのつぶて。
いったいぜんたい、時効になって返金不能となった年金はどれほどあるのだろう。
相変わらず、「年金機構」のシステムはずさんなのだなぁ、と直接電話をしてみてはっきり分かった。
そのうえで、
「消えた年金」の確認作業が行き詰まっている。
というニュースは、あまりにリアルで、本当に怖い。