そういえば昨日の相模湾で、沖から茅ケ崎港へ帰港する際、平塚沖に赤潮のような水塊があり驚かされました。
川から流れ出た泥濁りにも見えるがそうではなさそう。
ならば、季節外れの赤潮?
どういう現象で、何が原因なのかは分かりませんが、最近の海は(自然は)一体全体どうなっちゃっているのでしょうか。
もちろん、相手は大自然。
軽薄な分析を加えることなどできませんが、いまだに石廊崎の沖磯周辺の水温が21℃程度しかないことをみても普通でないことがうかがえます(例年なら26~28℃くらいでしょうか)。
そういえば先日の地上波のニュース特集のような番組内で、相模湾にキハダが回遊してくるようになった最大の理由として考えられるのは、湾内各所にパヤオ(浮き漁礁)を設置したことだ、と真顔でしゃべっていた研究者がいましたが、あまりに現場を知らぬ、あまりに無謀な発言で驚いてしまいました。
パヤオを設置したことがいかに有意義であったかの、こじつけ発言のようにも受け取れる内容です(編集操作によるものかもしれませんが)。
平均水温が上がった下がった。
気温が上がった下がった。
イワシが増えた減った。
キハダがやってきた。
その他諸々……。
後付けの、理由らしきものはいくらでもこじつけられますが、結局、自然は自然。人間ごとき、釣り人ごときには、何一つ正確な答えは分からないのです。
自然の営みの成すがままに。成るがままに。釣りという遊びを、もっと大様(おおよう)に楽しんでいけたらいいなぁ、と心からおもいます。
あらら、私もキハダ回遊は、パヤオのおかげだと信じていました。月刊釣り人の連載「城ヶ島ノート」に書いてありましたので、、、
やはり、様々な要因が絡み合っているのでしょうね。
今晩は~
海水温の変化で魚の食欲に影響しますね~
パヤオは足止めにはなるでしょうが、魚が入って来なければ始まらないですからね。
やはり温暖化による北限の拡大が一番大きいように思うのですが…。
そうなるとキハダが釣れるようになってきたのも、嬉しいやら怖いやら、ですね。
8/22, 12時過ぎに旅客機で相模湾上空を飛んでいました。その赤潮の様なもの、みました。それ程大きくない範囲で、辺縁部が濃い赤茶色でそれ以外は少し薄かったです。
漁船は大磯沖合で20隻以上の船団でした。あれはやはりキハダ狙いだったのですね。航跡を残しながら走っている船はナブラを追っていたのでしょうね。同乗した何処かの中学生も上空から興味深そうに見ていましたよ。