ここ数年、自分にとって年内最後のイベントとしているのが『忘年カワハギ釣り会』。
各界の釣り好きが集まって、ワイワイガヤガヤ。
もちろん、真剣勝負の場でもあります。
今年の参加人数は、39人。
作家、カメラマン、ライター、ディレクター、プロデューサー、レーサー、デザイナー、冒険家、料理人、モデル、放送作家、広告代理店、和竿師、社長、etc。
普段別々の世界(仕事)で生きているイイオトナたちが、カワハギ釣りのために集まれるというのは、実に嬉しいことであり、シアワセなことなのです。
また、カワハギたちがよい仕事をしてくれます。
昨年、自信を持ちかけたアノ人が今年は奈落の底へ突き落されたり、そのまた逆があったり……。そんなことが毎年繰り返されるのです。まあ、釣りって概ねそんな感じなんですよね。すなわち、安定した釣果をあげることが最も難しいことなのです。
高校生バンドの生演奏に送られて出港。
釣り場は、城ケ島沖。
午前中は、とてつもなく潮の流れが速く、大苦戦。オマツリや根掛かりも頻発。指定の30号オモリや、仕掛けを使い切ってしまう人もいるほどでした。
結果的に見れば、この時間帯は、ほんの少し宙に浮かせた釣りがよかったようです。
釣り終了後は、皆で集まって結果発表を兼ねた懇親会。ここでも、高校生楽団が雰囲気を盛り上げてくれました。
この日のトップは、22尾を釣り上げた小菅綾香さん(「丸十丸」船長の長女です)。準優勝が、昨年優勝の新井さんで16尾、そして14尾を釣り上げた数田さんが3位。
(左から、新井さん、小菅さん、数田さん)
ちなみにぼくは、11尾と微妙な釣果(13尾を釣った永遠のライバル、宮本英彦さんに、今年は負けてしまいました)。
もう一つのお楽しみは、大型勝負。1尾の全長勝負なので最後までだれが勝つか分かりません。
そして、終了5分前に大どんでん返し。
ナント、北方謙三さんが、31センチの特大を釣り上げ、浜中せつお画伯の描いた版画(原画は油彩画)を獲得。
まあ、そんなこんなで好天の下、楽しい『忘年カワハギ釣り会』を無事終了することができました。
参加者の皆さん、「丸十丸」の皆さん、高校生楽団の皆さん、そして関係者全ての方々に心より感謝いたします。
<釣り人の和>こそぼくの宝物だと、改めて強く感じた1日でした。
今晩は~
釣り師が集まれば服装がカラフルですね~ 演奏付きで出航とは、凄い大会ですね。北方さん良い笑顔でですね。