今日はクラブの月例会で、メッキ釣り。
先日、イシガキダイ釣りで伊豆半島へ出掛けた際、宇佐美の海岸でメッキらしきナブラが出ているのを通り掛かりに発見した。
そこで今日は、釣り場を宇佐美の海岸に絞ることにした。
何せ、原稿書きやらなんやらの仕事が遅れ気味で、みんなが向かった南伊豆まで足を延ばす時間的余裕がない。
ササッと釣り、早々に帰宅して原稿書きをしなければならないと言う状況であったのだ。
まずは、ウエーダーを履いて砂浜をチェックしてみる。
メタルジグ、シンキングペンシル、トップウォータープラグと試してみたが、まるで反応がない。
この海岸にかけていただけに、魚影が確認できなければ玉砕も仕方ない。諦め気分で車に戻る。
そのまま帰ろうとも思ったが、一応、宇佐美漁港内をのぞいてから帰ることにした。
チョイとのぞいてみるが、メッキの姿は見当たらない。
岸壁際に車を止め、つなぎっぱなしにしてあったロッドを手に、空しくメタルジグをキャストしてみる。
しばしキャストを繰り返しているうちに、1センチほどの小魚の群れに何かがバシャッと飛びかかったような気がした。
そのあたりにキャストを行い、ファストリトリーブを行ってみると、いきなり20~30尾のメッキがワラワラとチェイスしてきた。
えっ、メッキがこんなにたくさんいたのか。
すぐにジグヘッド&ワームに切り替え、ボトム近くまで沈めてからスライドアクションで誘ってみると、すぐにヒット!
小型ではあるが、狙いのメッキ(ギンガメアジ)である。
それより何より、何十尾という数のメッキがルアーを追いかけてくる。
それからは、しばし、入れ食い状態が続く。
ソフトルアー、メタルジグのローテーションで次つぎにヒット。
1時間ほど楽しんだだろうか。
メッキは徐々にスレ、やがて活性が低くなり、ついには、スーッと姿を見せるだけでルアーには全く反応を示さなくなった。
ときおりベイトフィッシュに襲いかかっていた光景も、見られなくなった。
魚はまだたくさんいるようなので、何かが変わればまた食い出すに違いないとおもいつつ、書き物仕事のため、釣り場を後にした。
きっと、「そろそろ竿をしまいなさい」と海が言ってくれていたのだろう。