本格的にヒラスズキ釣りに出掛けるときのいでたちは、ゴアテックス素材のストッキングウエダーと、ウエーディングシューズの組み合わせが多くなった。
かつては、ネオプレン製のドライタイツ&ウエーディングシューズが圧倒的に多かったのだが、短時間釣行の多い最近は、脱いだり履いたりしやすいゴア製を使用する機会が多くなってきたのである。
ゴアテックス製ストッキングウエーダーの良いところは、ムレにくく夏でも比較的快適であること。欠点は、伸縮性が乏しいため膝の曲げ伸ばしに制約を受けてしまうことと、波の抵抗が大きいこと。
本当に荒い海に挑むなら、断然ネオプレン製が向いているのである。
さて、ヒラスズキ釣りの場合、ウエーダーより重要なのがウエーディングシューズ。
最も多く使用しているのは、渓流用。靴底は、フェルトスパイク。
ただし、雨上がりの山下りが必要な場合は、フェルト底は滑りやすいので、磯釣り用のスパイクシューズを使用する。
そして、ゴツゴツシした荒い磯の場合は、厚みのある、やはり磯釣り用のシューズを使用。
そして、最近購入したのが、ゴム+滑り止め金属底の、ウエーディングシューズ。
こんな感じのシューズに、自分の好みで滑り止め金具をセットして使用する。
ある雑誌のヒラスズキ取材の際、編集者とカメラマンが着用していて、「滑らない」と口を揃えて言っていたのが気になり、自分でも試してみたくなったというわけだ。
今は当然、1日でも早くヒラスズキ釣りに行きたくてウズウズしている。