慌ただしく原稿を書き終え、昨日は今年初の相模湾での沖釣りに出掛けた。
大好きなシロギス釣りだっただけに気合十分で挑んだものの、前情報通り辛うじて顔を見たという厳しい釣果となった。ただし、同行の平林潔さんは、2ケタに迫る釣果でぶっちぎりの竿頭。流石である。
(でっぷり太ったクラカケトラギス)
(ここ数年冬から春の釣り物として定着した、ホウボウも何尾か釣れた)
改めて釣りは楽しいなぁ、と思ったのは、天気が良かったからなのか、海が穏やかだったからなのか、シロギス以外に多彩な魚たちが次々に釣れてきたからなのか、はたまたシロギス釣りをしていることで満足だったからのか、気心の知れた釣友と同船できたからなのかは皆目見当がつかない。
はっきりしているのは、釣りをしていれば楽しいことと、確実に春がやってきていること。
そして今朝の散歩でも、春がそこかしこに散らばっていた。
(桜が景色にとけ込み最も美しいのは、この瞬間ではないだろうか。生き生きとした花と、散った花びらのバランスこそ、自然が生み出す芸術といえよう)
この白い小さな花に、ぼくは「夏」を感じる。やがて、夏の匂いを放ってくれるに違いない。
さて明日は、再びヘラ釣りに出掛ける予定。
桜本当に綺麗ですね。
夜散歩したらどれだけ綺麗なのか想像に難くないです