昨日は、クラブのメンバーたちとカヤックフィッシングに出掛けた。
北東風の予報だったが、「内房なら大丈夫」と予想し、早朝より富津岬へ向かう。
まさに、カヤック部隊といった感じだろうか。コンビニの駐車場で並ぶとなんだかやけに仰々しい。
予定していた富津岬北側は強風で断念。南側の海岸へ移動し、取り合えずカヤックを下ろす。
風は強いが、風裏で海もベタナギなので大丈夫だろう、と、この時点では楽観していた。
そして、沖へ。
出てみると、予想以上に風が強く、艇はどんどん風に流されてしまいのんびり釣りができる状況ではない。
ちょっと釣っては、必死に風上にむかって漕ぐ、の繰り返し。
魚ッ気は十分あって、魚群探知機搭載者によれば、ベイトフィッシュの反応がそこいらじゅうにある、とのこと。
実際、シーバスのボイルは何度も目撃した。
やがて、ポツポツながら釣果があがりだす。
釣りとしての状況は悪くないのだが、カヤック的状況は最悪。
何しろ風が強くてあっという間に流されてしまうのである。
そして、風のせいもあるのだろうが、寒い。
岸際は、こんなに穏やかなんだけど……、沖に出ると海が豹変する。
それでも仲間たちと出掛けたカヤックフィッシングは面白かった。
早いうちに、また行きたい。
かつてカヤックで釣りをする際に心配で仕方なかったのがリールへの海水侵入によるサビ。
いまどきはマグシールドがあるため、安心して使用できるのがうれしい。
こんな釣りをしていて、リールが濡れないように、なんて無理な話。
ところで、持参したロッドはちょっと失敗。ベイジギングのスピニングリール用だったが、風の中でビシッとキャストするには、やはり、キャスティング用の張りが欲しい、と痛切に思った。
快適な釣りをするには、道具選びも重要なのである。