原稿書きの締め切りが迫れば迫るほど、不思議と色々な作業を手掛けたくなってしまうという心境を度々吐露しているが、今朝がたまで原稿を書いていたせいか、頭の中にはこのところ凝っているブダイウキ作りのあれこれが去来している。
ブダイ釣りを、もう一度メジャーな釣りとして多くの釣り人に認知してもらうためには、ブダイウキの入手が欠かせない。
ところが現状は、ブダイウキの存在は皆無に近い。ブダイバリという名のハリも、すでに製造が中止されてしまっている。
ハリに関しては、小磯バリや磯バリ、グレバリ、チヌバリ等、使うハリに困ることはないのだが、ウキに関しては頭の痛い問題だ。
伊豆半島でブダイ釣りを楽しんでいる釣り人の多くが自作ウキを使っているのも、入手難という問題が大きいのだろう。
かつて販売されていたウキトップを保有しているぼくは、簡単な作業でブダイウキを作り上げることができる。
しかし、それもまた、現在では難しいようだ。
そこで現在、だれでも入手できるパーツ(釣り具用ではない一般工作材料)を利用したウキ作りを模索している。
各パーツの入手は何とか済んだ。
あとは、パーツの吟味と、加工。
目途がついたら、<ブダイウキの作り方>を公開してみたいとおもう。
……手っ取り早く完成品を『セイカイコレクション』ブランドで販売してくれ、という声も多く聞こえるのだが……。
作り方公開、楽しみにしています。
ブダイ釣りを見たことない私は、少しづつ予算を組んで何とか代用品で春までには!
と考えています。
メジナ、黒鯛、青物とは又違う上物道具での楽しさがありそうで、ワクワクしています。