早起きして釣りへ……ではなく、月曜が校了日となっている雑誌連載の原稿を書いて午前中に送稿し、午後からの原稿書きを始める前に、チョチョイと芦ノ湖で立ち込んできた。
今日の湖畔は曇り空で西寄りの冷たい風が吹いていた。
恩賜公園有料駐車場に車を入れ、遊歩道を通って箱根湾に出る。
水辺の草木が豊かなほど、自然の中に溶け込んでいるような気がして心地よいのだが、この時期の芦ノ湖は、花粉症のぼくにはちょっと怖い。
それでも近頃は、山が真っ黄色に染まる光景を見なくなったような気がする。以前は、風が吹けば山は黄色い花粉で姿がぼやけるほどだったが、最近は杉の木の数が減ってきているのだろうか。
同じ春の知らせでも、こちらはかわいい。
ネコヤナギだ。ネコヤナギの花言葉は、「自由」。
ここで1時間半粘ったものの反応がない。
移動。(恩賜公園の駐車場は、1時間310円です)
次は、元箱根の有料駐車場に車を入れ、昨日良い釣りをした山のホテル下へ向かう。
20分ほどは当たらなかったが、7グラムの『チヌーク(スプーン』で水面下3メートル付近を引いてみると、これが大当たりで何と入れ食い。
小型主体ながら、ニジマス、ブラウンが次々にヒットしてくる。
時間の都合で1時間もやらずに竿を納めることになったが、今日もまた納得のいく釣りを展開することができたのだった。
明日は、三浦半島小網代湾の「丸十丸」へ、カワハギ釣りに出掛ける。