カニ餌のイシガキダイ

Facebooktwitter

すでにツイッターでは書いたが、金曜日に『磯投げ情報』誌内で展開している連載『波間の自由時間』の取材で伊豆半島へ行ってきた。

狙いは、大好きなイシガキダイ。カニ餌を使い地磯で展開する安上がりなイシモノ釣りでありながら、確率がすこぶる良いのが魅力の一つである。

詳細については、11月25日発売の『磯投げ情報』誌をご覧いただくとして、当日の様子をざっくり紹介しておく。

家を出たのは、午前2時。真鶴の干潮時刻が午前2時44分だったので、その時間帯に真鶴半島でカニを捕獲し、ゆっくり伊豆半島へ向かおうという作戦だった。

磯へ出てみると、台風の影響かうねりが大きく、思ったようにカニが捕れない。急激に気温が下がってきたのも影響しているようだ。

そこで、波の静かな港内に移動し、どうにかこうにか、必要量のカニを確保。同行の大野君も、カニ捕りはもう手慣れたものだ。

使用するカニは、メインがイワガニ。さらに、捕れればマガニ(ショウジンガニ)やトッポガニ(イボイワオウギガニ)も使用できる。さらに気温が下がりイワガニの捕獲が難しくなれば、ゴロタ石の下にいるヒライソガニに頼ることになる。

(↑ これがイワガニ。イシガキダイやブダイの大好物)

(↑ マガニ(ショウジンガニ)はイシダイ釣りの定番餌)

 

(↑ トッポガニ(イボイワオウギガニ)は五島列島のイシダイ釣りでよく使われている)

カニ餌捕りから始めると、夜明けから磯に立てるのがよい。

夜明けの海は、濁りのない清々しさを感じることができる。

釣り始めると、いきなり大野君に来た。しかも、デカイ……。あがってきたのは、まさかのイシダイ。1投目にして本命(イシガキダイ)超え。このところの大野氏自身の上り調子がそのまま釣果に表れたようだ。

そしてぼくには、本命のイシガキダイが来た。十分すぎるほどの良型であるが、イシダイの直後だけに、ちょっぴり影が薄い。

その後もコンスタントにイシガキダイが掛かってくる。

↑ イシガキダイといえば、これぐらいがアベレージサイズ。

↓ 取材の飯田記者も、写真は撮り放題。

最後の1個と言いつつカニ餌を付けて投入した大野君に、38センチのイシガキダイがきた。まさに絶好調そのもの。

結局2人で、合計18尾の釣果。

いやはや大満足の1日であった。こんな連載を与えてくれている『磯投げ情報』誌には、いくら感謝してもしきれない。せめて、精いっぱい、時間をふんだんに使いながら、遊ばせていただこうとおもう。

ちなみに、この連載をまとめたムック本『平成釣魚大全』(発行/海悠出版 発売/主婦と生活社)も発売されているので興味のある方は是非ご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。